フォント環境について
実際にメールを書く時に使用する文字には、「等幅フォント」と「プロポーショナルフォント」の2種類のものが存在します。
「等幅フォント」とは、どんな文字であっても、その一文字一文字の大きさが等しいフォントであり、「プロポーショナルフォント」は、文字のデザインに合わせて文字の大きさが変えられているフォントのことをいいます。
例えば、全く同じ文字を等幅フォントで連続して30文字書いた場合と、プロポーショナルフォントで連続して30文字書いた場合とでは、同じ文字を同じ個数書いたのにも関わらず、その一文の長さは変わってくることになるわけです。
どちらのフォントを使用しても構いませんが、ここで注意しておかなければならないことは、自分とメールを送った相手とのフォント環境は必ずしも一致しているわけではないということです。
したがって、相手のフォント環境によってその見た目が大きく変わってしまうような文面というものを作成するべきではないということです。
しかしながら、どうしても自分が作成した形のままで相手にも見てもらいたいという場合には、その相手にも自分と同じフォント環境で見てもらうようにしなければなりません。
具体的にはメールの中に、「このメールは等倍フォントで作成しているので、等倍フォントで見て下さい」といった一文を添えておくという方法があります。