メールのリズムと専門用語

読みやすいメールというものは、その文章のリズムが良いということを意味しています。メールにリズムを作り出し、テンポよく読み進めることが出来るようにするには、読点「、」を意識的に多めに入れることがポイントとなります。

しかしながら、バランスというものも非常に大事であり、あまりこの読点が多すぎてしまうと、かえって読みにくくなってしまう場合もありますから気をつけなければなりません。

また、読点が多すぎる文章というものは稚拙に見える場合もありますから、特にビジネスシーンで使用するメールにおいては十分に注意をしなければならないでしょう。

ビジネスシーンにおいては専門用語を使用するケースも多いかと思われます。しかし、メールを送る相手が専門家でない場合は専門用語を使用することは避け、より分かりやすい言葉を使用するようにした方が良いと思います。

場合によっては、相手に自分の意図が伝わらないこともありますし、誤解が生じてしまうケースも起こり得るのです。

一番肝心な内容というものが相手に伝わらなければ、メールを送った意味がありませんからね。どうしても専門用語を使用しなければならないというケースでは、専門用語の後にカッコ書きなどで注釈を付け加え、言葉を補うようにすると良いと思います。

相手が専門家であることが分かっている場合は、逆に専門用語を使用しないと相手にとっては非常にまどろっこしいメールとなってしまいますので、その辺りはよく考えておくべきですね。